About
万波麻希
作曲家、サウンドクリエイター、ボーカリスト。1977年大阪生まれ。
アメリカでアーティストビザを取得、現在ロサンゼルス在住。
作曲家としてアメリカでCMやインディペンデント映画の音楽を手がけ、その中の映画の一つがエミー賞の主催するNational Academy of Television Arts & Sciencesで賞を受賞する。日本ではヤマダ・タツヤのプロデュースのもと、SONY、Google、BMW、メルセデスベンツ、HONDA、Play Station "Gran Turismo" 5 & 6、FIFA World Cup、Panasonic、オンワード、FRED PERRY、NTT Docomoなどの企業に楽曲を提供。ほとんどの楽曲でオーケストラやストリングスを含むプログラミングと編曲を手がけ、自身のピアノとボーカルを加えている。
シンガーソングライター・サウンドクリエイターとしてイギリスでEPと日本で3枚のソロアルバムをリリース。ジャズ・エレクトロニカ・ワールドミュージック・クラシックといった様々なジャンルをコラージュした独自の音楽に、4オクターブの声域とエフェクトを駆使したパフォーマンスを行う。
ファーストアルバムは日本のiTune Storeのアルバム部門で一位を獲得。EPはロンドンのラジオ局でヘビーローテーションになり、BBCラジオから「天国からのボイス」とレビューされ、イギリスとフランスでツアーを行う。イギリス最大のオペラ劇場Royal Opera Houseや、ロンドン最大のアートセンターICAなどでライブを行い、日本国内でもモーションブルー横浜、クラブイクスピアリなど大箱に出演する。
セカンドアルバムはクラブ・ミュージック界の重鎮・須永辰緒プロデュース、ニコラ・コンテや菊地成孔を始め国内外のトップ・ジャズミュージシャンと共演を果たす。アルバムの楽曲は世界的に著名なDJであるジャイルス・ピーターソンの番組でプレイされ、多数のコラボレーションアルバムに収録、イタリアやドイツからもリリースされる。ドイツ・ベルリンに一年滞在中、JAZZANOVAのサポートメンバーとのコラボレーション楽曲を須永辰緒のアルバムからリリースする。
ボーカリスト・コーラスとしては、ベネチア映画祭に正式出品された田口ランディ原作・赤犬が音楽を手がけた「アンテナ」や、オダギリジョー主演・菊地成孔が音楽手がけた「パビリオン山椒魚」のサウンドトラックに参加。東京コレクションでは歌うバックモデルとして出演。DJ CALM、渡辺美里、故・本田美奈子のライブやレコーディングにもコーラスとして参加。SONYやネスカフェのCM、 NHK WORLDの番組「TOKYO EYE」などでもボーカルが起用されている。
ボイストレーナー・プロデューサーとして、加護亜衣、藤本美貴、篠原ともえ、千秋、小峰麗奈、杉本有美、喜屋武ちあき、田代さやか、杏さゆり、鈴木凛などの芸能人のレコーディングに参加している。
幼い頃はピアノ、ダンス、ドラム、声楽などのレッスンを受け、作詞作曲や絵画など様々な芸術に親しむ。19歳で大阪芸術大学舞台芸術学科を中退し、単身でNYに留学。ミュージカル女優を目指し、オフ・ブロードウェイでコーラスダンサーとして出演。その他にも現地でキャバレーでジャズを歌い、黒人教会でゴスペルを歌うなどの経験をしている。
また、ダンサーとしてヴィンセント・ギャロのツアーでのバックダンサーや、ドイツ・フランクフルト最大のクラブでソロパフォーマンスをした経歴がある。